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Copilot利用ポリシーひな型(禁止事項・責任分界・例外手続き)

関連ドキュメント: 導入フレームワーク | Content Exclusion推奨パターン集 | レビュー観点チェックリスト

  • 文書番号:[POL-COPILOT-001]
  • 版数:v0.1(初版)
  • 制定日:[YYYY-MM-DD]
  • 施行日:[YYYY-MM-DD]
  • 所管:[情報システム部 / 開発統括部 / セキュリティ統括]
  • 対象:[Copilot Business / Copilot Enterprise]

1. 目的

本ポリシーは、GitHub Copilotを安全かつ効果的に利用するために、禁止事項、責任分界、例外手続きを定める。

2. 適用範囲

  • 対象者:[自社従業員 / 委託先 / 派遣 / その他]
  • 対象システム:[社内開発リポジトリ / 顧客向け案件 / 検証環境 など]
  • 対象ツール:GitHub Copilot(IDE補完、Chat、関連機能)

3. 基本原則

  1. Copilotは開発支援ツールであり、最終判断は利用者が行う。
  2. AI生成コードも手書きコードと同等にレビュー・テストを実施する。
  3. 機密情報・個人情報・顧客情報の保護を最優先とする。
  4. 利用ログ・設定変更は監査可能な形で記録する。

4. 禁止事項

4.1 入力禁止(プロンプト・貼り付け・参照指示)

以下の情報をCopilotへ入力してはならない。

  • 秘密情報(APIキー、パスワード、証明書秘密鍵、アクセストークン)
  • 個人情報(氏名、住所、電話、メール、マイナンバー等)
  • 顧客機密情報(契約情報、未公開設計、障害詳細、業務データ)
  • 法令・契約で外部提供が制限される情報
  • 本番データの生値(マスキングされていないデータ)

4.2 利用禁止行為

  • セキュリティ要件を満たさないコードの無検証採用
  • ライセンス不明コードの無確認流用
  • レビューを省略した本番反映
  • Content Exclusion対象の回避・無効化
  • 監査ログの改ざん・削除

4.3 条件付き利用(要追加承認)

以下は原則禁止ではないが、事前承認を要する。

  • 認証・認可・暗号・決済・安全性クリティカル領域の実装支援
  • 規制対象プロジェクト(金融・医療・公共等)
  • 外部委託先環境でのCopilot利用

5. 責任分界

5.1 利用者(開発者)

  • 入力データの適法性・機密性を確認する責任を負う。
  • 生成結果の妥当性・安全性・保守性を検証する責任を負う。
  • 不明点や高リスク利用時は上長/セキュリティ窓口に相談する。

5.2 レビュアー/Tech Lead

  • AI生成コードを含むPRの品質・セキュリティ・設計妥当性を審査する。
  • 例外利用の妥当性と代替策有無を確認する。

5.3 管理者(Org/Enterprise Admin)

  • AI Controls、ライセンス割当、Content Exclusion等を適切に設定・運用する。
  • 利用状況メトリクスを定期確認し、逸脱を是正する。

5.4 セキュリティ/法務

  • 禁止事項・例外条件・監査要件を定義/更新する。
  • 重大インシデント発生時の調査・是正を主導する。

5.5 最終責任

  • 成果物(コード・設計・ドキュメント)の最終責任は開発組織にある。
  • Copilotベンダーは成果物の業務適合性を保証しない。

6. 例外手続き(高リスク領域・特例運用)

6.1 申請条件

次のいずれかに該当する場合、例外申請を必須とする。

  • 4.3の条件付き利用に該当
  • 既定の禁止事項に抵触する可能性がある
  • 顧客契約・法令上の追加要件がある

6.2 申請者が提出する情報

  • 申請者情報(部署、氏名、連絡先)
  • 対象プロジェクトと対象範囲
  • 例外が必要な理由(業務上の必要性)
  • 想定リスクと低減策(マスキング、限定公開、追加レビュー等)
  • 期間(開始日・終了日)
  • 代替策の検討結果(なぜ通常運用では不可か)

6.3 承認フロー(例)

  1. 申請者が所定フォームを提出
  2. Tech Lead一次審査(技術妥当性)
  3. セキュリティ審査(情報取扱・統制)
  4. 法務確認(契約/規制の観点がある場合)
  5. 承認者決裁(部門長またはCISO委任者)

6.4 承認時の必須条件

  • 期限付き承認(恒久例外は禁止)
  • 追加コントロール設定(Content Exclusion強化、ログ監査頻度増)
  • 完了後の事後レビュー(効果・逸脱有無・再発防止)

6.5 緊急時の暫定例外

  • 障害対応等で緊急利用が必要な場合、口頭/チャット承認で暫定実施可。
  • ただし[24時間以内]に正式申請へ切替え、事後承認を取得すること。

7. 監査・記録

  • 申請/承認/却下履歴を[チケットシステム名]に保管する。
  • ポリシー設定変更履歴を[管理台帳]に記録する。
  • 監査証跡の保管期間:[1年 / 3年 / 5年]

8. 違反時対応

  • 軽微違反:是正指導・再教育
  • 重大違反:利用停止、インシデント対応、懲戒手続き(就業規則に準拠)

9. 教育・周知

  • 初回利用前に必須教育(30〜60分)を受講する。
  • 年1回以上の再教育を実施する。
  • FAQ・相談窓口を[Teams/Slackチャンネル名]で運用する。

10. 見直し

  • 見直し頻度:半年ごとまたは重大変更時
  • 見直しトリガー:法令改正、契約変更、重大事故、機能仕様変更

付録A:例外申請書テンプレ(貼り付け用)

A-1. 基本情報

  • 申請日:
  • 申請者:
  • 部署:
  • プロジェクト名:
  • 対象リポジトリ:

A-2. 例外内容

  • 対象機能(IDE補完 / Chat / その他):
  • 例外が必要な理由:
  • 対象データ種別:
  • 利用期間:

A-3. リスクと対策

  • 想定リスク:
  • 低減策:
  • 追加レビュー方法:

A-4. 承認

  • Tech Lead:
  • セキュリティ:
  • 法務(必要時):
  • 最終承認者:

付録B:運用チェック(最小)

  • 禁止事項の周知完了
  • Content Exclusion設定済み
  • 例外申請フロー公開済み
  • 監査ログ保管先定義済み
  • 初回教育実施済み